~秋田県との地域創生の取り組み~
秋田県が開発したオリジナル麹『あめこうじ』を使った商品開発
サステナビリティ
当社は、三菱商事グループの一員として秋田県庁様との取り組みに注力し、秋田県で生産されている食材や、秋田県で開発された原材料を使った商品開発など、「食」の分野で秋田地域の活性化に取り組んでまいりました。*1
この度、秋田県庁様からご紹介いただいた秋田県総合食品研究センター様が開発した、秋田県オリジナル麹「あめこうじ」を使った商品開発を、当社とイオン東北様とで連携させていただきました。イオンの「にぎわい東北」ブランドの一商品として、東北6県のイオン、イオンスタイル、マックスバリュで販売開始しています。
*1 秋田県は、 2023年8月1日に三菱商事や丸紅と地域活性化などで連携する「洋上風力発電を契機とした秋田の未来づくり会議」という協議体を設置し、県内で洋上風力発電事業に携わる企業の幅広いネットワークやノウハウを生かして、県産品の販路拡大や人材育成など、様々な分野で地域の課題解決に繋げていくとしています。
秋田県には麹文化県と言ってよいほど麹を利用した多数の伝統的発酵食品があります。この秋田の麹文化をさらに全国に広めることができるように、秋田県総合食品研究センターでは、独自の方法を用いて2010年から4年をかけて、麹菌開発に取り組みました。その結果、甘味が強く、すっきりとした味わいを特長とする新しいタイプの麹菌を開発することができ、この麹に「あめこうじ」という愛称を付け、ロゴマークも制定し、麹の活用と新商品開発の支援を行っています。
「あめこうじ」の製造販売は、秋田県総合食品研究センターが制定した麹の品質基準に合格した秋田県内麹製造企業だけが行っています。
今後も、地域の生産者・取引先様の皆様と共に、原材料の有効活用や地域の活性化、地域課題の解決に向けて取り組んでまいります。