由利本荘市×バイウィル×三菱食品
J-クレジットを活用したカーボンニュートラルに関する連携協定を締結
サステナビリティ
J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したものです。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができます。
中でも森林由来のJ-クレジットとは、森林が持つCO2吸収量をカーボン・クレジットとして価値化する制度です。これにより、企業は森林のCO2吸収量をクレジットとして認証し、売却することで資金を得ることができます。この資金は森林の管理や再造林活動に使用され、カーボンニュートラルの達成に貢献します。
当社グループは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、2030年までにCO2排出量を2016年対比で60%削減することを目標に掲げ様々な取り組みを進めております。
地方自治体と連携した取り組みを検討する中で、当社常務執行役員広域第一統括 佐藤達也が由利本荘市出身であり、同市のふるさと応援大使を務めているご縁から、同市とJ-クレジット創出の専門性を有するバイウィルと三者連携協定を締結し、J-クレジット創出・活用に取り組むこととなりました。
由利本荘市は脱炭素化を目指し、まずは、森林経営活動によるJ-クレジット創出に取り組みます。
バイウィルは、由利本荘市におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援し、また当社は、由利本荘市と共に取り組んできた地域の森林保全から創出されるJ-クレジットの購入を通して脱炭素経営を促進します。