「未利用玉ねぎ」を活用したアップサイクル商品を開発いたしました
今回開発した「玉ねぎ醤油ドレッシング」は、カット野菜工場での加工過程で発生する未利用部分の玉ねぎをアップサイクルした商品です。
富士シティオ様の人気惣菜「カツ丼」では、食感にこだわり、玉ねぎの中心部分を使用していますが、その外側や根元部分は繊維が硬いため活用できず、未利用野菜として残っていました。
この「もったいない」部分を、グリーンエース様の神奈川県綾瀬市にあるアップサイクルセンターにて丁寧に洗浄・殺菌し、独自技術で粉末化し、安全かつ高品質なアップサイクル原料としてドレッシングの開発に活用いたしました。
その結果、食品ロス削減と美味しさの両立を実現し、持続可能な食の循環づくりにつながる取り組みとなりました。
アップサイクルの取り組みは、日々の加工過程で発生する未利用野菜を「何とか活かしたい」という現場の思いから始まったものです。
富士シティオ様、グリーンエース様とともに、未利用玉ねぎの活用に挑戦する中で、試作段階では玉ねぎ粉末を活かした商品コンセプトを練り、「トマトサラダとの相性」を追求しました。
試食を何度も繰り返し、玉ねぎの香ばしさとコクを残しつつ、トマトの甘みと酸味を引き立てる味わいに仕上げております。
1袋(25mL)には生の玉ねぎに換算し約40%相当の未利用玉ねぎを配合し、粉末を加えることで“とろっと”した食感が生まれ、ドレッシングそのものが野菜を摂る一助となります。「捨てられてしまうはずだった食材を、美味しく楽しめる形でお客様に届けたい」という思いが結実した商品です。
●玉ねぎ醤油ドレッシング(25ml小袋タイプ)
玉ねぎの香ばしさと深いコクを凝縮し、トマトサラダとの相性も抜群です。
●トマトサラダ&玉ねぎ醤油ドレッシング
トマトサラダに今回開発したドレッシングを添付。既存商品の魅力をさらに引き立てる一品となっております。