コンプライアンス

コンプライアンス行動指針

当社及び当社グループ企業は、パーパスや企業理念の実現に向け全役職員が遵守すべきものとして「コンプライアンス行動指針」を掲げております。

【基本理念】

役職員は、三綱領を念頭において事業活動を行うとともに、具体的な業務遂行に当たっては、すべての法令及びその精神並びに社内諸規程を遵守し、三菱を冠する企業の一員としての自覚と誇りを常に持ち、社会的良識をもった責任ある行動をとる。

【遵守事項】

  • 人権を尊重し、差別・ハラスメントを行わない。
  • 環境に関する法令を遵守し、環境に配慮した活動を行う。
  • 取引に当たっては法令を遵守し、公正な取引を遂行する。
  • 会社の情報を適切に管理することはもちろん、社外から得た情報や第三者の知的財産権等の権利を侵害するような行為は行わない。
  • 株式等の不公正取引(インサイダー取引)は行わない。
  • 反社会的な活動や勢力に対しては毅然たる態度で臨み、利益供与は一切行わない。
  • 会社の利益に反する行為は行わない。公私のけじめをつける。又、贈答・接待等は法令に違反することなく、且つ社会通念上妥当な範囲内で行う。
  • 財務・会計に関する記録や報告は、適時・適正に行う。
  • 各事業所における事故等に対しては、迅速且つ適切に対処して被害の拡大を防止するとともに、再発防止に努める。
  • 品質管理等「安全・安心」を徹底的に追求するとともに、適正な表示を行い、生活者の「満足」「信頼」が得られる商品を提供する。
  • その他法令やルールを遵守し、社会的良識をもった責任ある行動をとる。

コンプライアンスの取り組み

当社は、全グループ役職員がコンプライアンスをジブンゴトとして考えて行動できるよう、学びの機会を継続的に設けております。コンプライアンス事案は原因を追及し、是正策を周知する等、再発防止や未然防止に取り組んでいます。
毎年11月を当社グループのコンプライアンス強化月間と位置付け、全グループ職員を対象にコンプライアンス行動指針を遵守する誓約書の取り付けや、コンプライアンスに関する意識調査アンケートを実施しています。
また、新入社員を含めた役職員を対象とした階層別の研修や、全グループ役職員を対象とした「被害者も加害者も出さないための」ハラスメントセミナー等も実施しております。

コンプライアンス体制、報告・相談ルート

コンプライアンス委員会では、コンプライアンス意識の浸透・定着を目的に、教育体制の管理・指導及び重要案件が発生した場合の迅速な調査・是正措置の指示、再発防止策の検討・指示等を行っています。
コンプライアンスに関する報告・相談ルートとして、組織ライン上の上司のほか、各ブロックコンプライアンス事務局、コンプライアンス委員会事務局、監査役及び社外相談窓口を設置しています。グループ企業においてコンプライアンス案件が発生した場合は、グループ企業のコンプライアンス委員会から当社の主管者であるブロックコンプライアンス事務局を通して、三菱食品グループコンプライアンス委員会 (当社コンプライアンス委員会)へ報告・相談が行われています。

コンプライアンス体制、報告・相談ルート

内部通報制度

当社では、公益通報者保護法及びその他関係法令の趣旨に則り、ハラスメント、個人の不正や会計不正、法令違反を含む全てのコンプライアンス関連の相談や、問題の早期発見・対応ができるように、コンプライアンス委員会事務局直通のグループコンプライアンス相談窓口を設置しています。また、あらゆる形態の腐敗行為や人権侵害に関する通報・相談も同窓口で受け付けています。経営陣が関与する問題については監査役への通報ルートも設置しています。更に社内への相談・通報を希望しない者に対しては社外の弁護士による窓口、取引先及び退職者を含む社外に対しては外部相談窓口も設置するなど、複数の窓口を用意して相談しやすい環境を整えています。
当社及び当社グループ企業は、コンプライアンス違反や人権侵害等の被害者及び通報による不利益を被った通報者の救済に取り組みます。また、通報内容を秘守し、通報者及び協力者等に対する不利益な取扱いを行いません。通報者からの信頼性を高め、社内の自浄作用の向上に努めております。

内部通報制度