重点課題(マテリアリティ)

サステナビリティ重点課題への取り組み

三菱食品グループでは、社会課題の解決・社会的責任を重視したサステナビリティ経営を行うべく、MS Vision 2030の内容を踏まえ、サステナビリティ重点課題に対する「活動テーマ・主な施策・2030年目標」の見直しを行いました。

重点課題 2030年目標

重点課題

環境

  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう

パートナーシップ&イノベーション

パートナーシップ&イノベーション

2030年目標

  • 2050年カーボンニュートラルの実現に向け、CO2排出量(※)を2016年度対比60%削減する。
  • 食品廃棄量を2016年度対比50%削減する。
  • プラスチック資源循環を推進し、環境に配慮した製品を活用する。

重点課題

地域・暮らし

  • すべての人に健康と福祉を
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

パートナーシップ&イノベーション

2030年目標

  • 強靭で持続可能なサプライチェーンを構築する。
  • 地域課題の解決と地域貢献に資する商品やサービスを創出または拡充する。
  • 海外成長市場で日本の食文化の需要を創出または拡充する。
  • 国内需要の変化に対応し、生活者ニーズに合わせて商品を開発し提供する。

重点課題

健康

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう

パートナーシップ&イノベーション

2030年目標

  • 健康課題を解決し、健康に資する商品やサービスを創出または拡充する。

重点課題

価値創造の基盤

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 平和と公平をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

パートナーシップ&イノベーション

2030年目標

  • 個性を尊重し、能力や適性を活かして健康的に活躍できる組織風土を醸成し、エンゲージメントを向上させる。
  • デジタル技術を活用して業務を変革し、サプライチェーン全体の効率化と生産性向上に貢献する。
  • Scope1 (事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)及びScope2 (他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)による排出量

サステナビリティ重点課題の特定プロセス

数ある社会課題の中で、どの課題に戦略的に取り組むべきかを、下記プロセスに基づき決定いたしました。

Step 1 活動テーマ見直し

中期経営計画2023、現状を加味して編集

  • 国際的ガイドライン等から49の活動テーマを抽出
  • 活動テーマを中期経営計画2023、「ESG+人財」の観点から22に集約

活動テーマの抽出(49テーマ)

国際的ガイドライン等

  • GRI
  • SDGs
  • SASB

社内資料

  • サステナビリティ方針
  • 環境保全活活動
  • 社会貢献活動
  • リスクマップ
  • その他内部資料

ベンチマーク調査

  • 小売業
  • メーカー
  • 物流業
  • 同業他社

社内にて
テーマを集約

活動テーマ数

22

Step 2 優先順位付け

各活動テーマに対して、「社会から当社への要請・期待」および「自社への影響度」を3段階評価で分析

  • 「社会から当社への要請・期待」と「自社への影響度」を評価し、マテリアリティ・マトリックスを作成
  • 縦軸・横軸共に「高い」以上の20活動テーマに着目
社会から当社への要請・期待

Step 3 妥当性確認・公表

優先度の高いものを重点課題として表現。関係部署ならびに経営層による確認(経営会議、取締役会)