リスクマネジメント

リスクマネジメントプロセス

当社グループは、事業領域拡大に伴う環境変化に対応するため、全社リスクマネジメント委員会を設置し、当社グループが負担するリスクを定期的に把握、識別、評価、コントロール、及びモニタリングする全社リスク管理体制の構築・整備を進めております。全社リスクマネジメント委員会においては、個々のリスク低減施策を討議するとともに、有効性に対する評価等を行い、その結果は取締役会に報告しております。

リスクマネジメントプロセス

事業リスク

当社では下記の項目を経営・業績などに影響を及ぼす可能性のある主なリスクとして認識しております。

リスク項目 想定リスクシナリオ
1. 事業環境
  • 安全保障を含めた国内外の政治・経済環境(原材料・燃料価格の変動等)の変化
  • 景気動向や消費動向、社会構造の変化、気候変動に起因する事業環境の変化
  • 同業他社や異業種との競争状況の変化
2. 食の安全性
  • 外的要因による取扱商品または自社開発商品の安全性・品質確保に対する問題の発生、及びそれに伴う食品の生産・流通への影響
3. 法的規制
  • 事業を遂行する上で遵守すべき食品表示法、独占禁止法、下請法等、各種法令に違反する事由の発生
4. システムダウン
  • 想定外の自然災害によるシステムダウン
  • 予測不能のウイルスの侵入やハッカー行為によるシステムダウン
5. 災害危機等
  • 大規模かつ広域にわたる災害等発生時における復旧の長期化
  • 新型ウイルス等の感染症拡大による操業停止やサプライチェーンの停滞
6. 気候変動
  • 気候変動や温室効果ガス排出に関する規制等の影響による輸送・保管コストや商品調達・仕入コストの変動
7. 販売先の変化
  • 販売先の競争激化、政策変更、再編等に伴う取引の縮小・解消
8. 債権の貸倒れ
  • 不測の事態による取引先の信用不安に伴う回収不能債権の発生
9. 固定資産の投資、減損
  • 将来にわたって期待した収益が得られないような事業環境の変化等による減損損失の計上