地域・暮らしへの取り組み

強靭で持続可能なサプライチェーン

サプライチェーン全体の品質向上

当社は食品流通におけるムリ・ムダ・ムラは食品ロスやCO2排出量の増加につながると考え、サプライチェーン全体の効率化、品質向上に努めています。AI需要予測を取り入れた受発注システムを導入し在庫数の削減を図るとともに、労働環境が厳しく働き手の確保に大きな課題となっている物流倉庫においては機械による自動化を推進。輸配送分野においては、荷受け・納品要件の適正化と併せてシステム による輸配送ルートの最適化を推進。また、製配販各層にて受発注・物流の商慣習見直しを協議しながら効率化に資する具体的な取り組みを進めています。

  • 車両動態管理<TMS>

    2022年度:TMS導入による最適配車の実現
    他社車両も視野

    車両動態管理<TMS>
    • 取得できる情報種
    • 現在地、納品完了状況
    • 走行ルート、有料道路使用区間
    • 走行時期、停車時間、積載数
  • 遠隔監視システム

    センター管理の効率化

    遠隔監視システム
  • 積替え自動化<デパレタイザー>

    冷凍センターにおける重労働負荷軽減

    積替え自動化<デパレタイザー>
  • 小分け作業効率化<マルチピック>

    煩雑な小分けピックの効率化

    小分け作業効率化<マルチピック>

安定した物流の提供

三菱食品では事業継続計画(BCP)を策定し初動対応及び事業継続の円滑な対応を可能とし、災害発生時においても顧客に商品を継続的に提供する責任を果たします。特に、災害発生時に重要な物流においては、物流センター運営維持ガイドラインを制定し、「人命(安全)第一」を最優先としながらも、顧客への商品共有を優先事業と定め、事前にバックアップDC(在庫型物流センター)を設定した運用を行っております。また、全国の主要な拠点19か所に非常用電源及び、非常時の燃料供給契約を締結することで事業継続に努めています。

地域社会の取り組み

三菱食品では、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一つとして、食のビジネスを起点に、地域の生活者・取引先様の皆様と共に地域課題の解決に向けた取り組みとして「地域貢献・地域創生プロジェクト」を推進しています。当プロジェクトでは、今後も地域の隠れた商材・名産品の紹介や、地域貢献に資する取り組みを積極的に進めてまいります。

01広島県との包括的連携協定締結

三菱食品と広島県は県民サービスの向上及び地域社会の活性化を図ることを目的として、2023年3月30日、包括的連携協定を締結いたしました。
今後、相互で様々な分野において県民サービスの向上と広島県内における地域の一層の活性化に取り組んでまいります。

【連携事項】

  • 県産品の販売促進
  • 県政情報の発信・観光振興
  • 地域防災
  • 地域の安全・安心
  • 環境対策・リサイクル
  • 女性の活躍・働き方改革
  • 少子化対策・子育て支援・青少年育成
  • 高齢者支援・障害者支援
  • 健康増進・食育
  • 教育・文化の振興
  • その他、県民サービスの向上、地域社会の活性化
 

~関連ページ 詳細は以下よりご参照ください~

広島包括提携

02道産プロジェクト

北海道支社では道内経済の活性化を目的とする「道産プロジェクト」を推進しています。全国の食料自給率のアップと同時に北海道ブランドの価値をさらに高め、道内経済の活性化につなげられれば、との思いから当プロジェクトを立ち上げました。
また、北海道をよく知ることが重要との発想から、「北海道フードマイスター検定」資格の取得奨励を進めており、2022年は11名が取得いたしました。本年以降も取得を継続し「北海道のプロ」である職員を数多く養成し、商品開発・販促企画を推進いたします。

道産プロジェクト

03一般社団法人離島振興地方創生協会

有人国境離島地域を含む地方経済活性化の柱となる食品産業育成・基盤整備・住民生活環境整備に関する事業を行う「離島振興地方創生協会」に設立時より参画し、長崎県離島の地域課題解決に向けた取り組みを推進しています。

一般社団法人離島振興地方創生協会
五島市・新上五島町生産者を三菱食品社員が訪問